放課後等デイサービスで働いている人って?

放課後等デイサービスの人員配置


放課後等デイサービスを利用するにあたり、どんな人が働いているのかはとっても気になりますよね。
有資格者はいるのか?有資格者以外にはどんな人がいるのか?
そこのところを見ていきましょう!

管理者

放課後等デイサービスには、必ず管理者と呼ばれる役職の人が1名います。
日々の業務が滞りなく行われるよう、他の従業員を管理します。
特に資格などは必要ありません。

児童発達支援管理責任者

管理者との兼任が可になっていて、他の職務との兼務が不可になっているのが児童発達支援管理責任者という役職です。
必ず放課後等デイサービスに1名以上必要となっています。
この役職になるためには、以下の要件いずれかプラス、児童または障害児・障害者支援経験が3年上あるのが条件です。

相談支援業務5年以上従事

相談支援業務とは障害がある、環境の理由で日常生活を送るのに支障がある人からの相談を受け助言や指導をすることです。
地域支援事業、児童相談所、生活支援センターなどで5年以上相談支援業務を行っていることが必要。

直接支援業務10年以上

直接支援業務とは障害がある方の入浴や排せつ、食事などの介護を行って、そういったやり方を障害の方や介護者に対して指導・助言をすることです。
障害者入所施設や老人居宅介護等事業所、医療機関における介護業務などを10年以上行っていることが必要。

該当資格の保有+直接支援業務

【以下の資格を持っていたら、直接支援業務を5年以上従事していることが必要】
・社会福祉主事任用資格
・訪問介護員2級以上に相当する研修修了
・保育士
・児童指導員任用資格
・精神障害者社会復帰指導員任用資格

【以下の資格を持っていて5年以上従事していたら、支援業務を3年以上従事していることが必要】
・医師
・歯科医師
・歯科衛生士
・薬剤師
・保健師
・助産師
・看護師/准看護師
・理学療法士/社業療法士
・社会福祉士
・介護福祉士
・視能訓練士
・義肢装具士
・言語聴覚士
・あん摩マンサージ指圧師
・はり・きゅう師
・柔道整復師
・栄養士/管理栄養士
・精神保健福祉士

児童指導員(保育士)

療育を通じて子どもたちを指導します。
その他にも、送迎や事務などの業務も行っています。
通っている子どもの数が10名までの場合2名以上が必要で、うち1名以上は常勤であること。
通っている子どもの数が11名以上の場合は、子どもの数が5名以下毎に1名を加える必要があります。
児童指導員の任用資格を取得するためには、以下要件が必要です。

・児童福祉施設の職員を養成する学校を卒業
・社会福祉士
・精神保健福祉士
・大学の社会福祉学、心理学、教育学、もしくは社会学を専修する学科を卒業
・小学校・中学校・高等学校または中等教育学校の教諭となる資格を持っている
・高等学校を卒業した者で2年以上かつ360日児童福祉事業に従事した